踊る人 おどるさかな げんきにふらふらしています
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本日、私、濱田陽平、
【横浜国立大学大学院都市イノベーション学府建築都市文化専攻横浜都市文化コース】
という長い長い名前の大学院を修了することができました。
いえ、かなり多めに見て修了させて下さったと言うべきなのでしょう。
本当に感謝しております。
「君を修了させて良いのか分からない。正直言って、修了させないほうがよいのではないかと思っている。」
と宣告されたのが先月半ば。半分やけっぱちで日本を飛び出し、一ヶ月もの間イスラエルをふらつき、その後も教授と一切連絡を取らず、卒業式の日程すらも最近まで把握しないままに今日を迎え、ついに授与式にも顔を出せなかった臆病者ですが、聞く所によると、無事に名前を呼んで頂いたようでした。
4月からどうするんだという質問に、はっきりと答えることも、笑ってごまかすこともままならない自分にもどかしさを覚えての卒業です。
しかし、長い長い学生生活を終えようとしている今、私には一つの確信があります。私は死ぬまで、踊ることをやめないでしょう。誰が何と言おうと、結婚しても、子供が生まれても、親が死んでも、怪我をしても、例え、借金まみれになったとしても。私が目指しているのは、有名になることではありません。多くの人に夢と希望を与えることでもありません。私が目指しているのは、踊ることを通じて自らを律する生き方です。それは、哲学することです。踊りは単なる洗練された肉体の運動ではなく、単なるパフォーマンスでもありません。踊りは哲学です。考え方であり、生き方です。
最近、「逃げても逃げても逃げ切れない」という感覚に苛まれています。
その一方で、追いつかれまいと必死に戦っている自分がいます。
一体何から逃げ、何と戦っているのでしょうか。
現段階において、その答えは「理性」であり「理論」です。
理性が感覚の邪魔をし、そして理論が追いつきます。
それを必死に振り払おうと、思考を停止させ、思い立ったが吉日、
どかーんと感覚に身を任せて行動します。
そして、思考を再起動させて状況を整理するのです。
これまで、わたしは延々とこのサイクルを繰り返してきました。
そして、これまでの所、あまり良い結果に至っているとは思えません。
しかし、このサイクルはどうやらそう簡単に変わるものではないことも薄々感づいてきました。
ではどうするのか。
それは、自律すること、そして、他者と共に生きるということ。
これまで私は、自分一人で生きていけるという幻想を描き続けてきました。そうではないとどこかで感じ取りつつも、他人を頼らずともやっていけるとどこかで信じていたのでしょう。
ただ、これ以上このままではやっていけなくなってしまいました。
完全に参っております。
もともと強い人間ではなく、あちらこちらを誰かの力を借りてやっとこさ重力に耐えていたのでした。
しかし、それでは誰も支えることができません。
そんな生き方は美しくない。
ということで、
「卒業してからどうするの?」
の質問には、
「体幹を鍛え、よく食べよく寝る。そして、信頼できるパートナーを見つける。」
と答えておきましょう。
まずは人間らしい生活を。
陽平
【横浜国立大学大学院都市イノベーション学府建築都市文化専攻横浜都市文化コース】
という長い長い名前の大学院を修了することができました。
いえ、かなり多めに見て修了させて下さったと言うべきなのでしょう。
本当に感謝しております。
「君を修了させて良いのか分からない。正直言って、修了させないほうがよいのではないかと思っている。」
と宣告されたのが先月半ば。半分やけっぱちで日本を飛び出し、一ヶ月もの間イスラエルをふらつき、その後も教授と一切連絡を取らず、卒業式の日程すらも最近まで把握しないままに今日を迎え、ついに授与式にも顔を出せなかった臆病者ですが、聞く所によると、無事に名前を呼んで頂いたようでした。
4月からどうするんだという質問に、はっきりと答えることも、笑ってごまかすこともままならない自分にもどかしさを覚えての卒業です。
しかし、長い長い学生生活を終えようとしている今、私には一つの確信があります。私は死ぬまで、踊ることをやめないでしょう。誰が何と言おうと、結婚しても、子供が生まれても、親が死んでも、怪我をしても、例え、借金まみれになったとしても。私が目指しているのは、有名になることではありません。多くの人に夢と希望を与えることでもありません。私が目指しているのは、踊ることを通じて自らを律する生き方です。それは、哲学することです。踊りは単なる洗練された肉体の運動ではなく、単なるパフォーマンスでもありません。踊りは哲学です。考え方であり、生き方です。
最近、「逃げても逃げても逃げ切れない」という感覚に苛まれています。
その一方で、追いつかれまいと必死に戦っている自分がいます。
一体何から逃げ、何と戦っているのでしょうか。
現段階において、その答えは「理性」であり「理論」です。
理性が感覚の邪魔をし、そして理論が追いつきます。
それを必死に振り払おうと、思考を停止させ、思い立ったが吉日、
どかーんと感覚に身を任せて行動します。
そして、思考を再起動させて状況を整理するのです。
これまで、わたしは延々とこのサイクルを繰り返してきました。
そして、これまでの所、あまり良い結果に至っているとは思えません。
しかし、このサイクルはどうやらそう簡単に変わるものではないことも薄々感づいてきました。
ではどうするのか。
それは、自律すること、そして、他者と共に生きるということ。
これまで私は、自分一人で生きていけるという幻想を描き続けてきました。そうではないとどこかで感じ取りつつも、他人を頼らずともやっていけるとどこかで信じていたのでしょう。
ただ、これ以上このままではやっていけなくなってしまいました。
完全に参っております。
もともと強い人間ではなく、あちらこちらを誰かの力を借りてやっとこさ重力に耐えていたのでした。
しかし、それでは誰も支えることができません。
そんな生き方は美しくない。
ということで、
「卒業してからどうするの?」
の質問には、
「体幹を鍛え、よく食べよく寝る。そして、信頼できるパートナーを見つける。」
と答えておきましょう。
まずは人間らしい生活を。
陽平
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
はまー
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1987/05/24
職業:
踊る人
趣味:
走る跳ぶ歌う
自己紹介:
おどるさかな代表
踊る人。大阪生まれ愛媛育ち。ミュージカル俳優を志すも、近藤良平作品「山羊ボー走」出演を機にダンスの道へ。同作品のNY 版にも参加。「元気にふらふら」をモットーに、 踊る場を求めて劇場内外を放浪している。2012.5.30に、初の単独自主ソロ公演「えらびしぶる」をSTスポット横浜にて行う。ここ一年では、近藤良平作品「山羊の一生」、 平原慎太郎作品「街」の他、fundada.、AAPA、Monochrome Circus、Baobab等のカンパニーの作品に出演。(2012.06.23更新)
踊る人。大阪生まれ愛媛育ち。ミュージカル俳優を志すも、近藤良平作品「山羊ボー走」出演を機にダンスの道へ。同作品のNY 版にも参加。「元気にふらふら」をモットーに、 踊る場を求めて劇場内外を放浪している。2012.5.30に、初の単独自主ソロ公演「えらびしぶる」をSTスポット横浜にて行う。ここ一年では、近藤良平作品「山羊の一生」、 平原慎太郎作品「街」の他、fundada.、AAPA、Monochrome Circus、Baobab等のカンパニーの作品に出演。(2012.06.23更新)
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
リンク
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター